思うところがあって、さくらのレンタルサーバ スタンダードへPerlを入れなおしてみました。以前に実行したときとは細かく異なっている部分があり、総じてインストールが楽になっていましたので、ちょっとまとめてみました。
※参考サイト
あなたのお好きな場所へお好きなPerlをどうぞ – perlbrew
perlbrew – Perl 環境マネージャー – pod
http://perldoc.jp/docs/modules/App-perlbrew-0.10/bin/perlbrew.pod
perlbrew – D-6 [相変わらず根無し]
まずは、例によってperlbrewのインストーラをダウンロードします。以前はcurlが使えなかったのですが、いつの間にかcurlが使えるようになっていたので、curlでダウンロードしました。
$ which curl
/usr/local/bin/curl
$ curl -LO http://xrl.us/perlbrew
ダウンロードが終わったら、実行権限を付与してインストールします。
$ chmod +x prelbrew
$ ./perlbrew install
これで$HOME/perl5/perlbrew/bin/にperlbrewコマンドがインストールされます。もうインストーラは不要なので削除してしまいます。
$ rm ./perlbrew
続いてperlbrewの初期化を行います。
$ ./perl5/perlbrew/bin/perlbrew init
これで、$HOME/perl5/perlbrew/etc/へbashrcというファイルが生成されるので、その内容を.bashrcへ追記し、適用させます。
$ source .bashrc
念のため、which perlbrewしてPATHが通っているか確認しておきましょう。
$ which perlbrew
$HOME/perl5/perlbrew/bin/perlbrew
それではPerlをインストールします。今のところ最新のPerlは5.14.1ですので、早速それをインストールしましょう。Sys::Syslogのテストに失敗するのですが、まぁ、面倒なので強制インストールしてしまいました。
$ perlbrew install --force perl-5.14.1
インストール作業には大体20分〜30分ほどかかります。しばらく放っておきましょう。
インストールが完了したら、確認してみます。
$ perlbrew list
perl-5.14.1
* /usr/bin/perl (5.8.9)
/usr/local/bin/perl (5.8.9)
perl-5.14.1がリストに表示されていればインストールは無事完了です。早速Perlを切り替えましょう。
$ perlbrew switch perl-5.14.1
Perlのインストールが終わったら、次はcpanmをインストールします。
$ perlbrew install-cpanm
$ cpanm --self-upgrade
これで、モジュールのインストールなども手軽にできる環境が整いました。
あとは、まぁ、cpanmで好きなモジュールをインストールしたりしてください。