先日、友人と新宿に映画を見に行きまして。
まぁ、映画の話は本題ではないので置いときますが、その友人は車椅子を使わないといけない方でして、映画を見終わった後に「どこかでお茶しよう」という事になったのですが、いやはやどうしてなかなか段差の無い店舗というのが見つからなくて難儀しました。
最近作られるようなお店では、それなりに気を使っている部分もあるでしょうが、長くやっているお店をバリアフリーに改装するのも大変な訳で、そういう意味ではお店を非難するのはお門違いだろうとは思いますが、まさかあれ程見つからないとは思いもよりませんでした。バリアフリーだ何だと言われて久しい気もしていたのですが、なかなか上手くは行かないものですね。
その後に地下鉄に乗る時も、少々手こずりました。今時、大抵の駅にはエレベータ設備があるのですが、地下鉄の駅の場合は“どの出入り口にエレベータがあるのか”が直ぐには解らなかったのです。東京メトロのWebサイトを見れば確かに全て記されていますが、悲しいかな携帯用サイトの方にはその手の情報が無いのです。ここの所の改良は、是非検討していただければと思いました。
しかし、だからと言って、お店や鉄道会社を非難するつもりはありません。いや寧ろ頑張っている方ではないかとも思った程ですよ。少なくとも、その時まで全く気がつかなかった私よりかは余程立派です。
個人的には、普段は気づかないような事柄が見えたという点で、なかなかどうして興味深い一日でした。いやぁ、こういうのってホントに気づかない時は気づかないですからねぇ。