とはいえ洋ゲー、CPUが容赦無い

Skullgirlsが配信されましたね。日本語サイトがあるから日本でも配信されるのかと思っていましたが、現時点では特にそのようなことはないようです。私はサックリと北米アカウントで買いましたが、英語のままでいいから配信すればいいのにと思いますけどね。

で、このSkullgirls。まだそんなに遊んでいませんが、いろんな格闘ゲームの要素を素直に真似ている感じが遊びやすいと思います。真似って言うと聞こえは悪いかもしれませんが、「ああ、あのゲームのシステムみたいなヤツね。なら、こう使えるはず」というようにシステムの理解が容易になるメリットもあると思うのですよ。最近の格闘ゲームみたいに知識量に差があると楽しみきれないようなゲームの場合は特に。

8方向レバー+6ボタン(弱中強のパンチとキック)という格闘ゲームプレイヤーにしてみたら説明の必要がないほどわかりやすい操作系に始まり、例えばジャンプ関連システムとして、

  • ジャンプ
  • 二段ジャンプ
  • ハイジャンプ
  • 空中ダッシュ
  • キャンセルジャンプ
  • キャンセル空中ダッシュ

などがあり、このへんは『あすか120%リミテッド』とか『ギルティギアシリーズ』とかを遊んだことがあればすんなりと理解できると思います。

他にも、ダッシュがレバー2回入れのほかにパンチボタン2個以上同時押しでできる(空中ダッシュも)とかは『マーヴルスーパーヒーローズ』以降のカプコンVSモノに馴染みがあれば直ぐにわかるはずです。アドバンシングガード(正式名称は不明)とか、よろけを発生させる通常技とか、コマンド投げを連続技に組み込めるとか、最大3on3のチーム戦とか。

まぁ一方で、あまり格闘ゲームに馴染みがない人には面倒くさいかもしれませんね(笑)

実のところ、前述のアドバンシングガードとかはチュートリアルでも特に教えてくれないみたいですし、CPUキャラがサイクバーストというか怒り爆発というか、そんな感じの行動をとったのもコマンドが不明だったりしますし、いろいろと不親切かもなぁと思う部分もあります。いや、必殺技コマンドとかヘルプで見れるだろうと思ったらどこにも載ってなさそうなのですよ。尤も、必殺技コマンドは公式サイトから辿れるPDFに掲載されていましたけど。

あとは、グラフィックですかね。個人的には気に入っていますが、少々癖があるというかなんというか。

キャラ数に関しても、私は「20とか30とか使い切れんよ」と思っているので8人という数字に不満はありませんが、まぁ、ウィークポイントなのかもしれません。

ともあれ、1,500円で買える格闘ゲームとしてはおつりがくる程遊べると思います(まだそんなに遊んでいませんが)ので、格闘ゲーム好きで北米アカウントをお持ちの方は検討されてはいかがでしょうか。

……あ、PS3の場合ってどうなるんだろ? 普通に日本でも配信されてるのかな?