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攻略

投資か建設か

帝国軍に勝利するにはプレイヤー勢力の総生産力を高める必要があります。生産力とは具体的には各星系のパラメータであり、それは建設物数およびそのレベルという形で表されます。建設物は建設時に自動的に5レベル分の価値があり、対応する星系パラメータの上限を上昇させる効果があります。そして星系パラメータを上昇させるのは投資です。

費用面だけを見ると、コロニーを除く建設物を最も安価な平地に建設できるならば、これが費用対効果が高くなります。例えば研究センターを平地に建設すると1000の支出で技術レベルを5増加させることができます。一方で投資は200から300の支出で1レベルの増加になりますので、5レベル増加に必要な支出は1000から1500となります。

しかし建設物は竣工までに期間が必要です。研究センターを平原に建設する際の必要期間は、工業レベル100で5ヵ月(5ターン)必要となります。投資であれば翌月(1ターン)で結果が得られるので、期間対効果を考慮すると投資のほうが効果が高いと言えます。

研究センターや工業プラントのようにあるレベルまで上昇させることで効果を得られる分野で言えばそれほど影響はしないかもしれませんが、コロニー(環境レベル)や採掘プラント(採掘レベル)のように毎月の収支に影響する分野だと差が出てきます。また各パラメータを上限いっぱいまで上昇させるには投資は不可欠です。

建設と投資のどちらが大事かと言えば「どちらも大事」という身も蓋もない結論になってしまいますが、ケースバイケースで建設を優先するか投資を優先するかは変化するでしょう。

中立星系を占領すべきか

収入の増加は支配している星系数の影響が最も強いと考えられます。個々の星系で言えば人口増加を目指すものでしょうが、その観点から見ても新たな星系を支配下に置くことは増収に直結します。もちろん現実的には星系攻略の費用、期間が必要になるので単純な話ではありませんが、それでも支配星系数は経済の伸び代なので星系支配は中長期的に見ても意味はあります。

問題となるのは、今その星系を攻略する費用や期間を受け入れられるかということになります。これは古来からの「野戦か攻城戦か」の亜種とも言える問題で、状況次第で最適解は異なるものでもあります。

星系攻略が経済成長に効果がある点については異論はないと思いますが、それにはコストがかかる点も無視してはいけません。体感的には経済成長目的の星系攻略は優先度を低めにしたほうが戦局をコントロールしやすいと思います。

星系の惑星数と経済的価値の関係

生産力から見た星系価値は各種パラメータこそが直結する要素ですが、そのパラメータの上限を決定するのに星系内の惑星数が影響するケースがあります。具体的には採掘レベル、工業レベル、防衛レベルが星系なの惑星数に左右される可能性があります。

工業プラントを例とします。工業プラントは最大で四つの従星にそれぞれ五つまで建設できます。工業プラント一つあたりの最大レベルは10ですので 10 * 5 * 4 = 200 が工業レベルの最大値になります。「最大四つの従星に建設できる」という点が重要で、これはつまり建設可能な従星が三つ以下であればそれだけ星系内最大レベルが低下するということです。

経済力の増加目的で星系攻略を行う際には、その星系の惑星数も確認しておくのが無難でしょう。

艦隊戦におけるγ2の消費量

厳密ではないものの、一個艦隊が艦隊戦を一回行うと概ね150程度のγ2が消費されます。γ2を輸送する鉱石船は一隻当たり250のγ2を搭載することができ、一個艦隊には最大で二隻の鉱石船を含めることができるので艦隊当たりのγ2最大搭載数は500になります。

星系の採掘レベルと同等のγ2が毎ターン生産される模様ですが、採掘レベルの最大値が200ですのでターン毎に生産されるγ2は最大200になります。一回の艦隊戦で150消費するということは、二個艦隊で艦隊戦を行うと1ターンでは賄いきれないということになります。γ2が無いと艦隊の作戦行動に著しく制限がかかる以上は、安定したγ2補給体制を整える必要があります。具体的には前線に近い艦隊泊地を複数持つということです。

どれだけ兵器を製造してもγ2がなければ役に立たないのですから、星系攻略の際の確認事項として、γ2供給ルートも忘れないようにしましょう。

kari-yuga/capture.txt · 最終更新: 2020-06-27 05:14 by Shingo Yoneda

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