カリ・ユガの光輝
1987年にT&Eソフトが発売したアクティブ・シミュレーション・ウォーゲーム「DAIVA」。その七番目の物語である「カリ・ユガの光輝」を攻略するにあたって資料をまとめました。尚、データはソフトに付属のデータプールブックを参照したものでゲームデータ解析などは行っていません。
全体的に不明な部分も多いので、随時更新予定です。
星系図
カリ・ユガの光輝の星系図です。30の星系があり、それぞれの星系は恒星および惑星(主星、従星)で構成されています。各星系情報の左上にある■の数が星系内の惑星数(主星、従星、未開惑星の合計)になり、赤色が帝国軍およびその同盟星系、水色がプレイヤー勢力およびその同盟星系、緑色が中立勢力を表します。星系名の色によって中立防衛艦隊のみ(白色)、帝国軍艦隊のみ(黄色)、プレイヤー艦隊のみ(水色)、帝国軍艦隊とプレイヤー艦隊の両者が存在(赤色)が判別できます。
星系間移動はナーサティア航路の接続された星系間を移動しますので、例え距離が近くても航路が無ければ直接恒星間移動をすることはできません。
製造関連
カリ・ユガの光輝において“製造”とは兵器の生産を指します。
製造には資金と期間が必要となり、必要な資金はコストの値を、必要な期間は以下の式で算出されます。
製造期間 = 工業レベル ÷ 製造値(※端数切り上げ)
艦船の製造にはドックが必要です。ドックは星系内の工業プラントに併設され、工業プラント総数と同数の艦船を同時に製造できることになります。
製造 | コスト | 製造値 | 必要技術 |
---|---|---|---|
戦艦 | 1000 | 400 | 80 |
巡洋艦 | 400 | 250 | 50 |
O.M.砲艦 | 100 | 100 | 20 |
ミサイル艦 | 100 | 100 | 20 |
鉱石船 | 500 | 200 | 10 |
揚陸艦 | 500 | 200 | 60 |
D.A. | 1000 | 150 | 60 |
防衛艦 | 300 | 100 | 20 |
製造期間をいちいち計算するのは面倒ですので製造値ごとの製造期間を表にまとめました。
製造できる兵器は星系の技術レベルにより制限がかかります。
技術レベル | 製造可能物 |
---|---|
80 | 戦艦 |
60 | 揚陸艦、D.A. |
50 | 巡洋艦 |
20 | O.M.砲艦、ミサイル艦、防衛艦 |
10 | 鉱石船 |
建設関連
カリ・ユガの光輝において“建設”とは惑星上への建築を指します。
建設物の種別により、主星(居住可能惑星)または従星(主星以外の開発惑星)のどちらに建設可能かが決定されます。尚、従星には建設可能な地表のない惑星(未開惑星)が存在する場合もあります。
各建設物には星系内建設可能惑星数と惑星内建設可能数があり、星系内建設可能惑星数を超えて惑星への建設はできず、星系内建設可能惑星数以内であっても惑星内建設可能数を超えて建設することはできません。更に工業プラントおよび防衛システムには建設数の制限がかかります。
建設物 | 影響 | 建設可能惑星 | 惑星内建設可能数 | 星系内建設可能惑星数 |
---|---|---|---|---|
コロニー | 環境レベル | 主星 | 5 | 1 |
研究センター | 技術レベル | 主星 | 5 | 1 |
採掘プラント | 採掘レベル | 従星 | 10 | 2 |
工業プラント | 工業レベル | 従星 | 5 | 4 |
防衛システム | 防衛レベル | 主星、従星 | 20 | 5 |
工業プラントの星系内建設可能惑星数 = 惑星数 - 未開惑星数 - 1 防衛システムの星系内建設可能惑星数 = 惑星数 - 未開惑星数
建設には資金と期間が必要となり、必要な資金はコストの値、必要な期間は以下の式で算出されます。
建設期間 = 工業レベル ÷ 建設値(※端数切り上げ)
コストおよび建設値は惑星の地表により変動します。以下の表の空欄は建設不能を表します。
コスト | 平原 | 砂漠 | 高原 | 森林 | 山脈 | 雪原 |
---|---|---|---|---|---|---|
コロニー | 2000 | |||||
研究センター | 1000 | 1000 | ||||
採掘プラント | 2000 | 3000 | ||||
工業プラント | 1000 | 1500 | 1500 | |||
防衛システム | 200 | 500 | 400 | 800 | 600 | 800 |
建設値 | 平原 | 砂漠 | 高原 | 森林 | 山脈 | 雪原 |
---|---|---|---|---|---|---|
コロニー | 500 | |||||
研究センター | 500 | 500 | ||||
採掘プラント | 400 | 600 | ||||
工業プラント | 300 | 800 | 700 | |||
防衛システム | 200 | 300 | 300 | 400 | 500 | 400 |
建設期間をいちいち計算するのは面倒ですので建設値ごとの建設期間を表にまとめました。
各建設物にはレベルがあり、投資によってレベルが増加します。
建設物毎に最大レベルがあり、前述の工業プラントおよび防衛システムの建設数制限が適用されない限り星系内最大レベルが決定されます。例えばコロニーであれば主星に五つ建設でき、一つあたりの最大レベルが20ですので星系内最大レベルは100となります。
建設物 | 影響 | 建設時 | 建設物最大 | 星系内最大 |
---|---|---|---|---|
コロニー | 環境レベル | 5 | 20 | 100 |
研究センター | 技術レベル | 5 | 20 | 100 |
採掘プラント | 採掘レベル | 5 | 10 | 200 |
工業プラント | 工業レベル | 5 | 10 | 200 |
防衛システム | 防衛レベル | 5 | 5 | 500 |
艦隊戦関連
兵器は艦隊を編成することで移動および戦闘を行うことができるようになります。艦隊には防衛艦隊と攻撃艦隊の二つに分類され、防衛艦隊には防衛艦、攻撃艦隊には防衛艦以外を配備することができます。D.A.は揚陸艦に搭載されるので、攻撃艦隊に配備することになります。
防衛艦隊:防衛艦 攻撃艦隊:戦艦、巡洋艦、O.M.砲艦、ミサイル艦、鉱石船、揚陸艦
兵器種別ごとに防衛力、戦力値、艦隊への最大配備数が定められています。鉱石船、揚陸艦は艦隊戦で攻撃を行えないので戦力値は空欄となり、D.A.は艦隊戦には参加しないので防衛力および戦力値は空欄となります。
兵器 | 防衛力 | 戦力値 | 最大配備数 |
---|---|---|---|
戦艦 | 12 | 12 | 4 |
巡洋艦 | 6 | 8 | 6 |
O.M.砲艦 | 2 | 2 | 12 |
ミサイル艦 | 2 | 2 | 12 |
鉱石船 | 8 | 2 | |
揚陸艦 | 8 | 1 | |
D.A. | 9 | ||
防衛艦 | 4 | 6 | 20 |
惑星戦関連
惑星戦には戦艦(軌道ビーム)もしくは揚陸艦(D.A.降下)のどちらかが必要です。どちらも艦隊に配備されていなければ惑星戦を行う事はできません。
各プラントの防衛力は以下の要因で決定されます。
- 防衛効果値が大きければ防衛力向上
- 防衛システムが隣接していると防衛力向上
- プラントレベルが高いと防衛力向上
防衛効果値 | 平原 | 砂漠 | 高原 | 森林 | 山脈 | 雪原 |
---|---|---|---|---|---|---|
対ビーム防御値 | 20 | 20 | 40 | 50 | 50 | 20 |
対D.A.防御値 | 20 | 50 | 20 | 70 | 50 | 20 |
対D.A.攻撃値 | 40 | 50 | 50 | 20 | 80 | 60 |
γ(ガンマ)2関連
艦隊の作戦行動はγ2を消費します。
γ2消費量 | |
---|---|
星系内移動 | 6 |
星系間移動 | 2 |
惑星戦の軌道ビーム攻撃 | 使用エネルギー量 |
惑星戦のD.A.降下 | 降下D.A.数 * 10 |
艦隊戦 | ※ |
※使用したO.M.砲、ミサイルの数量によりγ2消費量が決定される
艦隊のγ2は随伴する鉱石船によって運搬されます。艦隊に鉱石船が存在しないと星系内移動すらできなくなります。艦隊戦による損耗などでそのような事態になった際は、他艦隊から鉱石船を分けてもらうか艦隊全部を破棄するしかないでしょう。
行動ポイント関連
行動ポイント消費量 | |
---|---|
星系内移動 | 1 |
星系間移動 | 3 |
補給 | 1 |
合流 | 1 |
艦隊戦 | 2 |
惑星戦 | 3 |
- 毎ターン5ポイント増加
- 未消費ポイントは翌月まで持ち越し
- 最大値は10ポイント